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小説原稿の作り方

 
ここではWord(2013)を例に挙げて、小説原稿の作り方を詳しく紹介していきます。
 
 
基本的な設定PDFの作成PDFから画像への変換と編集ファイル名のつけ方

基本的な設定

1)用紙サイズは作成したい本のサイズに、上下左右3mmの塗足しを加えた大きさに設定します。            
  ページ設定の「用紙」タブにある「用紙サイズ」の項目で「サイズを指定」を選び、            
  適切なサイズに設定してください。            
  上下左右が余白の場合はここでは作りたい本のサイズに設定し、            
   PDFに変換する際、塗足しを付ける形でも問題ありません。 

文庫サイズの設定見本  

塗足し込みの原稿サイズ
文庫 幅 111mm×高さ 154mm 
新書 幅 111mm×高さ 181mm
 B6 幅 134mm×高さ 188mm
 A5 幅 154mm×高さ 216mm

  
2)お好みのページ設定や段組みを指定してください。            
  この時、上下左右の余白を少し広めに取った方が読みやすくなります。            
  ノドの部分は漫画同様綴じ込まれて読みづらくなってしまうため、            
  予め左右の余白を広く取るか、「とじしろ」を設定する方法があります。            
  余白の目安は1.5~2cm程度がよく使用されていますが、            
  実際のレイアウトを見ながら文字のバランスなどを見て決めるのが良いでしょう。            
  文庫・新書などは、市販の書籍を参考にするのも一つの手です。            
            
3)文章を流し込む、または入力していきます。            
  ウェブからの再録など、予め打ったデータを流し込む際には元々の書式が反映されることがあります。            
  不要な場合にはホームの「スタイル」から「書式のクリア」を行うか、            
  一旦メモ帳などのテキストエディタに貼り付けたものを流し込むと良いでしょう。            
            
  フォントサイズもお好みですが、市販の書籍では8~10pt程度が使用されています。            
  文字の量やバランスなどを見て、読みやすい大きさに設定するのが良いでしょう。            
            
4)ノンブル(ページ番号)を設定します。           
  挿入の「ヘッダーとフッダー」から「ページ番号」を選び、お好みの設定でページ番号を挿入してください。            
  始まりの番号を指定できるので、間に挿絵など別の形式のファイルが挟まる場合は、            
  該当するページ番号から始まるファイルを個別に作成してください。            

ノンブル(ページ番号)の設定

  「ヘッダー/フッダー ツール」の「デザイン」タブが開くので、「奇数/偶数ページ別指定」にチェックを入れ、
   ページ番号の位置を調整してください。            
  (デフォルトでは同じ側に設定されているので、外側や内側など、ここで指定できます)  
         

pageno02

  より凝ったデザインのノンブルにしたい場合などは、PDF変換後にPhotoshopなどで            
   画像データとして編集することも可能です。            
            
5)デザインを整えます。            
  お好みで飾り罫を入れることも可能です。            
  デザイン(2010以前ではページレイアウト)の「ページ罫線」で設定するか、            
  別に用意した画像を入れたい場合はヘッダー、もしくはフッター部分をダブルクリックして            
  編集できる状態にし、「画像」をクリックして挿入したいファイルを選択してください。
 
画像の挿入
 
 
  位置の調整は上からの「ヘッダー位置」「下からのフッター位置」で行えます。            
  この時切れて欲しくない画像は塗足しの外に出ないよう、3mm以下の数値に設定しないようにしてください。            
 (断裁のズレによって画像が切れてしまわないよう、6mm程度離した方が安心です)            

ノンブルの位置の設定        

  反対に、端まで印刷したい場合は塗足しいっぱいに画像を配置する必要があるため、            
   PDF変換後にPhotoshopなどの画像編集ソフトでデザインを追加してください。            
           

PDFの作成

方法1:Cube PDFを使用して作成(推奨)

ここでは「CubePDF」を使用してPDFに変換する方法をご説明します。            
印刷に最も適した解像度(600dpi)に設定できるため、少し複雑ではありますが、こちらを推奨しています。
まずはCubePDFをPCにインストールしてください。 →ダウンロードページへ           
            
1)WordでPDFに変換したいファイルを開きます。

2)ファイルから「印刷」を選び、プリンターとしてCubePDFを選びます。             

3)プリンターのプロパティを開き、白黒を選択し、「詳細設定」をクリックします。

cube_mono

4)用紙サイズは「PostScript カスタムページサイズ」を選択してください。

data_office_cubepdf_04

5)作りたい本のサイズに合わせてページサイズを設定します。            
  「PostScriptカスタムページサイズの定義」ダイアログが開くので、          
  作成したいサイズに応じた数値を入力し、「OK」をクリックしてください。            
  
  例)文庫本の場合
cube_size

6)その他の詳細設定を行います。            
  「印刷品質」を「600dpi」に、「TrueTypeフォント」を「ソフトフォントとしてダウンロード」に、            
  「PostScript出力オプション」を「エラーが軽減するよう最適化」に、            
  「TrueTypeフォントダウンロードオプション」を「アウトライン」に設定し、「OK」をクリックします。

data_office_cubepdf_06

7)「CubePDFのドキュメントのプロパティ」のダイアログに戻ってくるので、「OK」をクリックします。            

8)「印刷」をクリックします。            

9)CubePDFでPDFの設定を行います。            
  しばらくするとCubePDF設定ダイアログが表示されます。            
  「詳細設定」タブを選択し、オプションの「画像をJPEG形式に圧縮」のチェックを外します。            
  「ポストプロセス」は「開く」にしておくと、PDFが出来上がるとすぐにPDFの確認ができます。

data_office_cubepdf_09

10)「一般」タブの設定を行います。           
   「一般」タブを選択し、「ファイルタイプ」が「PDF」に、
   「PDFバージョン」が「1.6」になっているかを確認します。            
   「出力ファイル」の横のボタンをクリックします。

data_office_cubepdf_10

11)データの保存先を指定し、ファイル名を付けて保存します。

cube_name

12)CubePDF設定ダイアログに戻ってくるので、「変換」をクリックします。

data_office_cubepdf_12

  以上で変換の手順は完了です。PDFが出来上がると自動的にデータが開きます。            

方法2:Wordから直接作成

その他の方法として、Wordから直接PDF形式で保存する方法を説明していきます。
こちらは解像度が220ppiにしか設定できないため、挿絵などの図版のあるデータには不向きですが、
文章だけのデータならこちらでもPDF化することが可能です。
Cube PDFなどの変換ソフトが利用できない場合にはこちらの方法でも入稿可能です。

1)ファイル→「名前を付けて保存」→保存場所を選択→ファイルの種類「PDF」を選択。
  ファイル名を付け、「最適化」は「標準」を選択してください。

Word保存画面見本 

2)「ツール」→「図の圧縮」をクリックします。

図の圧縮
3)「印刷用(220ppi)」を選択し、OKをクリックしてください。

図の圧縮設定見本

4)「保存」をクリックしてください。
  以上の手順で簡単にPDFデータが作成できます。
 
 
どちらの方法で作成した場合も、入稿前には必ず、レイアウトの崩れがないかなど、
正しく書き出しされているかを確認してください。            
 

PDFデータのチェックポイント

pdf_kakunin  pdf_kakunin02

CubePDFで変換したデータをAdobe Readerで開き、ファイルから「プロパティ」を表示させた画面です。            
例として文庫サイズのものを表示しています。            
ページサイズが入稿サイズと合っているか確認してください。            
また、「フォント」タブの「この文書で使用しているフォント」の項目を確認してください。            
フォント名の後に(埋め込み)もしくは(埋め込みサブセット)と記載されている。           
  正しくフォントが埋め込まれており、文字化けの心配はありません。            
×(埋め込みサブセット)の表示はあるが、「エンコーディング:ビルトイン」と記載されている。            
  正しくフォントが埋め込まれていません。文字化けの可能性があります。            
×フォント名の後に何も記載されていない。           
 フォントが埋め込まれていません。            
           
正しく埋め込まれていないフォントがある場合は、            
1)再度変換しなおしてみる。            
2)埋め込まれていないフォントを別のフォントに変更する。            
3)画像ファイルに変換して入稿する。            
などの対処法があります。            
            
「」や…の表示がズレるなどの不具合がある場合も同様です。            
この場合は特に、表示の正しくないフォントだけを一般的なフォントに変更する方法が有効です。            
            
フリーフォントなどでは埋め込みができない場合があります。            
どうしても使いたいフォントがあるのに、埋め込みができない!という場合は、            
次に説明する方法で画像ファイルに変換しての入稿も可能です。

PDFから画像への変換と編集

Photoshopでの編集

小説原稿の入稿はPDF形式を推奨していますが、より細かくデザインしたい場合などには、            
PhotoshopでPDFファイルを開き、画像ファイルとして編集する方法があります。            
その際の注意点は「解像度を600に設定」「アンチエイリアスのチェックを外す」の二点です。            
カラーモードはグレースケールを選択してください。            
予め表示されている解像度が600未満の場合は、変換時の設定が違っている可能性があります。            
 その場合は推奨設定をご確認の上、再度PDFへの変換を行ってください。

pdfpsd

開いた画像をテンプレートに貼り付けるか、psdとして一旦保存し、デザインしてください。  

Photoshop以外の画像編集ソフトを利用する場合

pdf_asなどの、画像に変換できるソフトを利用すれば、Photoshopがなくても画像としての編集が可能です。            
(変換されたファイルが600dpiであることを必ず確認してください)            
この場合も同じように、テンプレートに貼り付けるか、psdとして保存してデザインしてください。            
            
          
画像ファイルとして入稿する場合の注意点は漫画原稿と同じです。

ファイル名の付け方

03-42.pdfまたは01-40.pdfのように、含まれるページの初めと終わりをファイル名に設定してください。            
(ノンブルに合わせてください)            
挿絵など、形式の違うファイルが混在している場合は、            
03-22.pdf、23.psd、24-42.pdfのようにファイル名を付けてください。            
            
挿絵について            
 Wordに画像を挿入する方法も可能ですが、トーンを使用している場合モアレが出る可能性が高くなります。            
 挿絵についてはpsd形式など別のファイルを用意し、ノンブル通りのファイル名で合わせて入稿されることを            
 お勧めします。            
            
            
表紙・カバー原稿の作成については、原稿の作り方をご参照ください。            

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